2022.08.18
2022年度 日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議始まる
8月17日、西南学院と一般財団法人西南一粒の麦基金が支援する、日本・イスラエル・パレスチナ学生会議の事業である「合同学生会議」の開会式が開かれました。
開会式は午前10時過ぎから西南学院百年館で開かれました。初めにあいさつした学生会議の伊藤りん代表は「3年ぶりの開催です。福岡に集まることができて嬉しく思います。西南学院、西南一粒の麦基金の皆様に多大な支援をいただきました。この支援が無ければ開催できなかったと思います。是非、今回の会議を成功させたいです。」と話しました。
来賓としてあいさつした西南学院の今井尚生院長は「皆さんを西南にお迎えできてうれしい。寝食をともにし、お互いの理解を深めて欲しい」と話しました(英語でお話されたので拙い意訳となっています)。
また西南一粒の麦基金の江副裕紀理事長は「ようこそ福岡へ。皆さんが素晴らしく、そして意味のある時間を過ごし、福岡を好きになってくださることを確信しています」とあいさつしました(英語でお話されたので拙い意訳になっています)。
続いて参加する学生たちが一人ひとり自己紹介をしました。この会議は紛争が続くイスラエルとパレスチナの学生を日本に招き、対話を通じて相互理解を図ろうと2003年に始まったもので、福岡での開催は初めてです。今回の会議には日本から13人、イスラエルから5人、パレスチナから4人のあわせて22人の学生が参加しています。会議は8月25日までで、学生たちはテーマに基づく討議や共同生活を通じて相互理解を深めるほか、大刀洗平和記念館や長崎平和記念資料館、太宰府天満宮なども見学し、日本の文化や平和に向けての取り組みも学びます。
西南学院と西南一粒の麦基金は宿泊所として合宿研修所を提供したり、見学先等を手配したりして学生会議を全面的に支援しています。
日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議とは・・・
https://jips.amebaownd.com/