10 同窓会活動のDX(デジタル化)について
・QR コードによる総会受付
・名簿管理、ホームページ管理のアウトソーシング
・高齢者への配慮で進展していない
・電子チケットや会報の電子化
・ペーパーレスの進行 などの回答あり
・西南学院高校同窓会では、DX 委員会を置き、WEB を活用した理事会・評議員会の出欠取りまとめや評議員会を
はじめとした各種会議資料のペーパーレスを進めている。今年から同窓会総会・懇親会に電子チケットも採用した。
理事や評議員に向けた連絡のための公式 LINE アカウントを作り、会合への出欠回答や緊急の連絡のデジタル化を推進。
11 在校生への奨学金制度について
・対象者 10,000 円/月
・同窓会から奨学会へ移行して運営
・奨学金交付事業も視野に入れ、公益財団法人を創立百周年の機会に設立
・月 2 万円の奨学金支給し、該当生徒には卒業後の同窓会活動への協力を義務付けなどの回答あり。
・西南学院高等学校同窓会では、現在、在校生への奨学金制度は設けていない。
12 母校、在校生への支援について
・部活動支援、全国大会出場お祝い金
・海外留学援助、国際交流事業支援金
・スーパーサイエンスハイスクール事業への助成
・職業講座への講師派遣
・マイクロバス購入 などの回答あり。
・西南学院高校同窓会では、母校連携委員会を中心に、クラブ活動支援金・生徒活動支援金の贈呈や体育祭でのドリンク贈呈など様々な支援を 行っている。
13 学校、教職員との交流について
- 学校教育に対して同窓会の意見を言える機会がある学校は 16 校程度。
- 教職員との交流は2/3程度の学校に機会がある。保護者会との交流は少ない。
・西南学院高等学校同窓会では、母校連携委員会が、教員との懇親会を定期的に実施。保護者会(後援会・母の会)との交流は少ない
14 現役生への支援等について
・進路ガイダンス
・卒業生座談会
・学校からの依頼を受け、同窓生を紹介 などの回答あり。
・西南学院高等学校同窓会では、設問12にて記載した支援を実施。
15 系列学校(小学校、中学校、大学等)との交流について
16 同窓会活動全般について(活動の困難や悩み)
- 若い年代の動員については各校が苦戦している。また、若年層と高齢者との同窓会への関心度に差がある。
- 会費について、入会辞退などの問題を抱える学校がある。
- 情報管理については、個人情報管理を懸念する回答が目立つ。
- その他、当番幹事制の継続の難しさ、広報のありかた、支部の運営維持についての悩みも見受けられる。
- 活動における困難や悩みは西南学院高校同窓会においても同様
総括
総会・懇親会の出席が 1200 人を超える西南学院高校同窓会は、福岡県や九州のなかでも屈指の同窓会組織といっても過言ではないと思います。そこからさらに新しい情報を取り入れ、同窓会の進化を目指して行ったアンケートでしたが、規模に関わらず、各校それぞれが母校や現役生、同窓生に思いを寄せた活動を行っていることに気づかされました。
150 ページを超える同窓会報や、公益財団法人を設立のうえ奨学金交付事業を目指す活動など、もっと深く話を聞いてみたい回答もたくさんありました。
本アンケートを担当した交流企画委員会は、その活動目標のひとつに「他校同窓会との交流」を掲げています。このアンケートをきっかけに、他校同窓会との実りある交流を進めていくことが出来ればと考えています。
|